まだ見ぬ未来

　　　
世界は終わる
まだ見ぬ日の時に
地の怒り 神のいたずら
幾年かけて築いた文化は終演を迎え
幻となる

新たな世界の幕開けです。

お金なんて対した価値が無くて
金に埋もれた奴ら
最下層の
哀れなものたちの集落で
嘆き 差別され
幻の世界を夢見る

平凡ばかり求めた人は
急激な変化
崩れた未来設計図に
為すすべを無くし
哀れがった浮浪者
我が身を囲う

光を無くした國
ついに迎えた亡國の時に
かつての華やかな都市は衰退し
首都中心時代が終わりを告げる
新たな時代は
生き延びた都市に選択肢を与える
このまま首都とともに衰退するか
独立し 新たなものへ進展するかを

崩壊後の再生
古きものから新たなものへ歩み出す
努力をしたものは光を見て
そうでないものは闇の中に潜む
夢のように見た近未来の世界
平等なんて糞はない
愚かなものは愚かなもののままで
賢いものは賢い
広がる格差
でもしょうがない
だってそう大人達は創り出したのだから

崩壊後の世界
今までのすべてが変わる
そのためにも
先を見て養う
崩壊後の世界でも生きていけるように
これからずっと生き延びていくために