我は血に汚されし者


  
戦い争う人々
血に汚れた武器を手に取り
我が愛国を守らんと語りて
敵なる者を殺し 殺す快楽を得る

我は戦に赴くもの
最初は恐怖に浸され 人の死様に気を悪くするけれど
時が経つにつれ体は馴れ
殺すことを苦とは思わぬ
さぁ、お国のために戦い 我々に勝利の栄光を

日々浴びる人の流血
それは、我が力の勲章
人を殺すことは我が使命になりて
日々人を狩ることを生きがいをする

我は血を好む悪魔 殺す事こそ我の生きがい
己は我の敵か味方か
敵なら我の手で殺し
味方なら我に服従せよ
嗚呼、血が恋しい 早く我に殺しの快楽を

戦い争う時は終わり
人々は平和へと歩みだす
人を殺すことは悪いと語りて
我が愛国のために尽くした我々を悪人とする

我は戦場で殺し合う事を好む者 平和など嫌う悪魔
たとえ戦いの時が終わろうとも
我は戦場に残り
嫌う者は斬り捨て 一生死者を悔やまぬ
嗚呼、戦が恋しい 早く戦よ起きよ

“戦を好む悪魔よ
 我が神の裁きにおいて
 己に永遠の苦しみをくだす”

我は血に汚れし者
だんだんと朽ちゆく身体 漏れ行く汚れた真っ赤な血
ついに来た我の死
笑い狂う我に
天より突き刺す死者の怨念が
我を次々を傷つけてゆく
嗚呼、神よ その聖なる一撃の剣で
我を殺してたもうか

我は殺しの快楽の虜 何千という者を殺した者
戦が恋しい 人の血が恋しい
嗚呼、我に生きた者を
我に血で汚れた刃を
くれてたもうか
嗚呼……嗚呼…………




[ Back ]

SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ ライブチャット ブログ