色の無き風

吹くと同時に時が過ぎて行く
まるで、大切な物を探しているかのように

いつも平然と吹いてくる風
それはあたり前の事だと
皆は思う
だがいつも平然と吹いているわけではない
吹き荒れる時
風はなにかに怒りを示している
おだやかに吹く時
風はどこかへ僕らを導いている
そして風がない時
悲しみに満ちて何か不吉な事が起こるのであろうか
何かを僕らに知らせているかように
風は止む

色の無き風
悲しい事があったとき
慰めてくれるようにやさしく僕らを包んでくれる

色の無き風
優しい風と共に
僕達を明日へと導いてくれる
そして色が無いからこそ
ずっと僕らを見守ってくれる
どんなに あぶない時があったとしても



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