月夜の下でのお茶会



時より流れる流れ星に 真っ黒な夜空を綺麗に彩る星たち
その中で煌めき 地上へ明りを照らす十五夜の満月は
今夜を特別な一夜にしてくれる

〜さぁ、今夜は部屋の明りを消して、月の明りの下でお茶会をしましょう〜

外にのびるテラスのテーブルに紅茶とお菓子を用意して
今夜は大切な人と一緒に 二人だけのお茶会
一ヶ月ぶりのお茶会で 少し落ち着けないけれど
彼はそんな私を見て 笑いながら紅茶を手にするの
空から降り注ぐ青い月明かりに照らされた彼の笑顔には
いつも見ている彼の笑顔とは違う 少しかっこよさを感じて
私は彼の笑顔に見惚れたの
そんな私に また彼はからかって笑う
私もおかしくて笑うの

時間がゆっくりと過ぎて行き
静かで綺麗な月夜の中で 彼と楽しく話すひと時がゆっくりと過ぎて行く
そして静寂した 涼しくて気持ちのいい空気が漂い
紅茶の香りがロマンティックな気分にする
癒されていく心に 幸せを感じる私の心情
二人だけのお茶会 幸せと共にゆっくりと過ぎて行く
だけどもうしばらくしたら このお茶会は終わる
太陽の姿が現れるまで
この夜が終わりを告げるまで
ずっとやっていたいお茶会の時間は
徐々にやってくる眠気と共に終わりの時が近づいてくる

〜もうそろそろお休みの時間。一夜だけのお茶会の終わりを告げる時間〜

空から見下ろす月や星 そばから聞こえる彼の眠る音
そっと彼の上に毛布をかけて 私はひとりで夜空を見上げる
今夜はもうそろそろ終わり 私も眠りにつく
一夜だけのお茶会 楽しくて幸せなこのひと時
今回はもうこれで終わり
このひと時は次の十五夜の満月の日までお預け

―――今日はもう寝よう
この満月の月の下で
もう寝ている彼と一緒に………




[ Back ]

SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ ライブチャット ブログ